3行まとめ

  • 日経平均は前日比488.27円安の65,528.09円(-0.74%)と続落。一方**TOPIXは6.00ポイント高の4,073.29(+0.15%)**と小幅続伸し、指数間で明暗が分かれました
  • 米国の長期金利上昇と韓国株安を受け、半導体・AI関連株に売りが波及したと報じられています。26日(米国時間、日本時間27日早朝発表)に予定されるエヌビディアの決算発表を控え、様子見姿勢も強まったとみられます
  • ドル円は24日朝方に158円70銭まで値を下げた後、政府の財政再建プログラムへの期待からドル買い戻しが強まり、午後は159円04銭まで値を上げたと報じられています

本記事は、当日大引け後に確認できた公開情報をもとに、金融・経済・AIの重要論点を短く整理したものです。

日本株:米韓ハイテク株安が波及、NVIDIA決算控え様子見

事実:日経平均株価の終値は65,528.09円(前営業日比-488.27円、-0.74%)と続落しました。取引時間中は65,470.95円〜66,257.73円のレンジで推移しています。一方TOPIXは4,073.29(同+6.00ポイント、+0.15%)と小幅ながら続伸しました。

見方:前週末の米国市場でハイテク・半導体株の一角が下落したことに加え、日米の長期金利上昇を受けて株価収益率(PER)の高いグロース株に売りが出たとされます。韓国総合株価指数(KOSPI)の軟調も、東京市場の半導体・AI関連株に波及したと報じられています。26日(米国時間、日本時間27日早朝発表)に予定されるエヌビディアの決算発表を控え、積極的な買いが手控えられた面もあるとみられます。単純計算のNT倍率(日経平均÷TOPIX)は約16.1倍。指数の見比べ方は日経平均だけでは分からない日本株で解説しています。指数間で方向が分かれる局面では、相場の体温計で過熱感・値ごろ感もあわせてご確認ください。

金利・為替:財政懸念からのドル売り、その後切り返し

事実:日本の10年国債利回りは2.882%(2026年8月21日時点・財務省公表、前営業日分)。ドル円は24日朝方に158円70銭まで値を下げた後、午後には159円04銭まで値を上げたと報じられています。

見方:朝方は米国の財政運営の悪化を懸念したドル売りが先行したものの、政府の財政再建プログラムへの期待感からドル買い戻しが強まったとされます。28日開幕予定のジャクソンホール会議を控え、方向感を欠く展開になったとの見方もあります。急な相場変動局面での考え方は為替介入とは何かで整理しています。為替・金利・日本株の順番での確認方法は金利・為替・日本株を毎日どう見るかにまとめています。

今週の主な予定

  • 26日(米国時間、日本時間27日早朝発表):エヌビディアが2027年度第2四半期決算を発表予定です。AI関連株全体のセンチメントを左右する可能性があります
  • 26日:米7月個人消費支出(PCE)物価指数、4〜6月期GDP改定値などの発表が予定されています
  • 27〜29日:ジャクソンホール会議(Jackson Hole Economic Policy Symposium、米カンザスシティ連銀主催)が予定されています。新FRB議長のケビン・ウォーシュ氏の発言が注目されるとみられます(FRBの発表はどこを見るか参照)

AIトピック:エヌビディア決算がAI投資ブームの試金石に

事実:エヌビディアは26日(米国時間、日本時間27日早朝発表)に2027年度第2四半期決算を発表する予定です。市場では売上高の伸びやAI関連投資需要の持続性が注目されているとされています。

見方:AI関連株のバリュエーションへの警戒感が意識される中、今回の決算はAI投資ブームの持続性を占う指標のひとつとして位置づけられています。決算内容次第では、日米双方のAI関連株・半導体株の値動きに影響が及ぶ可能性があるとみられます。生成AIの普及状況全般は生成AI統計の読み方で継続的に確認するのが着実です。

きょうの確認術

毎日の相場確認の順番(金利→為替→日本株→温度感)は、金利・為替・日本株を毎日どう見るかにまとめています。本ページとあわせてご活用ください。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載の数値は執筆時点で確認したものです。投資判断は、ご自身の状況やリスク許容度を踏まえ、必要に応じて専門家にも相談しながらご自身の責任で行ってください。詳しくは免責事項もご確認ください。