3行まとめ
- 5連休明けの東京市場で、日経平均株価の終値は65,513円99銭(前日比+495円04銭、+0.76%)と4日続伸しました。一方、TOPIXは4,075.30(同-15.84ポイント、-0.39%)と反落し、指数間で明暗が分かれました
- ドル円は15時時点で158円22銭と、午前より円安・ドル高の水準で推移したと報じられています。日本の10年国債利回りは2.981%(9月18日時点の公表値)です
- 国連安全保障理事会が23日(現地時間)、AIと国際安全保障をテーマに会合を開き、米中のAI企業トップらが出席したと報じられています
本記事は、当日大引け後に確認できた公開情報をもとに、金融・経済・AIの重要論点を短く整理したものです。
日本株:日経平均は4日続伸、TOPIXは安値引けで反落
事実:株探(かぶたん)の日足データによると、日経平均株価は始値65,476円44銭、高値66,249円11銭、安値65,407円37銭、終値65,513円99銭(前日比+495円04銭、+0.76%)でした。TOPIXは始値4,097.06、高値4,109.97、安値4,075.30、終値4,075.30(同-15.84ポイント、-0.39%)で、安値で取引を終えています。財経新聞の大引け報道でも日経平均の終値は同じ値で、連休中の米国市場でAI関連への期待から主力ハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、半導体関連や電子部品に買いが広がって一時66,000円台まで上昇したものの、その後は上値の重い展開になったと報じられています。米国の追加利上げ観測を背景に金融関連には売りが出たとされ、東証プライム市場では値下がり銘柄が全体の53.9%と、値上がり銘柄(43.3%)を上回ったと伝えられています。
見方:日経平均が上昇してTOPIXが下落した今日の動きは、値がさの半導体関連が指数を押し上げる一方、銘柄全体では売りが多かったことを示しているとみられます。終値ベースで計算したNT倍率(日経平均÷TOPIX)は約16.08です。指数の違いの読み方は日経平均だけでは分からない日本株、相場の温度感の確認は相場の体温計を参考にしてください。
金利・為替:ドル円は158円台、米長期金利の高止まりが続く
事実:財務省公表の国債金利情報によると、日本の10年国債利回りは2.981%(2026年9月18日時点の公表値)です。連休明け当日の公表値は執筆時点で確認できていません。為替市場では、24日15時時点の東京市場でドル円が158円22銭と、12時時点(157円88銭)から34銭程度ドル高・円安の水準だったと報じられています。米10年債利回りが5.12%付近で高止まりするなか、その後一時158円41銭まで上昇したとも伝えられています。なお、23日(現地時間)の米国株式市場ではダウ平均が51,511.59ドル(前日比-352.10ドル、-0.68%)と続落し、ナスダック総合も下落しました。
見方:米国の追加利上げ観測が続くなかで米長期金利の高止まりがドル買いを支えている構図とみられます。円安が進む局面では、為替介入をめぐる発言などにも関心が集まりやすくなります。背景の整理には為替介入の基礎知識、FRBの発表はどこを見るか、日銀の利上げが家計・為替・株にどう影響するかを参考にしてください。
今夜・あすの主な予定
- 24日(木)21:30:米国 4-6月期経常収支、週間の新規失業保険申請件数
- 24日(木)23:00:米国 8月新築住宅販売件数
- 25日(金)21:30:米国 8月耐久財受注
- 25日(金)23:00:米国 9月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)
- 来週30日(水):米国 8月個人消費支出(PCE)などの発表が予定されています。物価指標の見方は消費者物価指数(CPI)の読み方も参考になります
AIトピック:国連安保理がAIと国際安全保障を議論
事実:報道によると、国連安全保障理事会は23日(現地時間)、9月の議長国フランスの呼びかけで「AIの未来と国際安全保障」をテーマとする会合を開きました。OpenAIのサム・アルトマンCEO、Anthropicのダリオ・アモデイCEOらが出席し、中国のDeepSeekやMoonshot AIも説明の機会を得たと報じられています。出席者からは、AIの管理を誤れば人類全体のリスクになり得るとして、国際的な協調や共通の安全基準を求める発言があったと伝えられています。
見方:米中の主要AI開発企業が同じ場で安全性を議論したことは、AIが技術・ビジネスの話題にとどまらず、安全保障の論点として扱われ始めていることを示すものとみられます。今後、国際的なルールづくりの動きが、AI関連企業の事業環境に影響する可能性もあります。生成AIの広がりを数字で捉える視点は生成AIの統計で読み解くを参考にしてください。
きょうの確認術
毎日の相場確認の順番(金利→為替→日本株→温度感)は、金利・為替・日本株を毎日どう見るかにまとめています。今日のように日経平均とTOPIXの方向が分かれた日は、値上がり・値下がり銘柄の割合もあわせて確認すると、相場全体の実態をつかみやすくなります。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載の数値は執筆時点で確認したものです。投資判断は、ご自身の状況やリスク許容度を踏まえ、必要に応じて専門家にも相談しながらご自身の責任で行ってください。詳しくは免責事項もご確認ください。